Smartライトゥ導入例
業種 | 建物 | 改善前 | 削減額 | 削減率 |
商業ビル | 11階建 延床面積1,200㎡ |
28,520千円 | 8,120千円 | 約29% |
介護老健施設 | 3階建130床 延床面積3,900㎡ |
25,516千円 | 4,654千円 | 約18% |
飲食チェーン | 28店舗 客席数60~80席 |
62,544千円 | 11,640千円 | 約19% |
ビジネスホテル | 170室 床面積4,000㎡ |
22,800千円 | 3,500千円 | 約15% |
食品製造業 | 3階建 延床面積16,100㎡ |
112,000千円 | 44,000千円 | 約39% |
総合病院 | 13階建410床 延床面積48,800㎡ |
382,933千円 | 112,840千円 | 約29% |
事例紹介
商業ビル ファンケル銀座スクエア様
Smartライトゥがグループ全体の省エネ活動を下支え。省エネ大賞受賞に貢献
株式会社ファンケル様の環境経営計画に基づき、「省エネ性」と「快適性」をテーマに東京銀座にあるフラッグシップ店「ファンケル銀座スクエア」にて Smartライトゥの実証試験を行い、省エネ目標を達成することが出来ました。
同施設には空調設備と給排気設備をワンシステム化することでより高い省エネ効果を得られる統合型省エネプラットフォーム「SmartライトゥPlus」を採用し、導入前と比較して29%の省エネ効果を実現しております。
なお、Smartライトゥの実績が高く評価され、株式会社ファンケル様は平成29年の省エネ大賞(省エネルギーセンター会長賞)を受賞しました。
神奈川県内介護老健施設様
GHPをEHP+Smartライトゥに切り替えて、設備投資が計画比20%減
介護老健施設のA様はガス空調(GHP)を使用していましたが、老朽化に伴う設備更新の際、GHPと電気式空調(EHP)で迷っていました。
GHPからEHPに切り替える場合、デマンドピークが大きくなるため受電設備の変圧器を増設する必要があり、その増設費がネックでした。
当社では、Smartライトゥによるデマンド制御によって、変圧器の増設容量を最小限に抑え、初期費用を抑えることに成功しました。
ランニングコストについても、ガス代が減り電気代が増えましたが、トータルエネルギーコストは19%削減できました。
ホテルイン酒田様
空調機器更新と合わせてSmartライトゥを導入し、電力使用量を85%に低減
経年劣化が進んだ空調機(冷房専用空冷式チラー+マルチエアコン)の更新に伴い、さらにプラスワンの省エネ効果と故障リスクを少なくするためにSmartライトゥを導入させていただきました。
冬季はボイラによる運転ですが、夏季は空冷式チラーとマルチエアコンとの比例制御方式を採用しております。空冷式チラーの夏季ピーク時における電力値の低減効果を最大限に発揮するので、総使用量15 %の削減効果は大きいと、お客様も喜ばれております。
かがわ総合リハビリテーションセンター様
増改築を繰り返してきたリハビリテーション施設の空調設備をワンシステム化
公的な医療施設は増改築を行うたびに競争入札によって発注先を決めるのが一般的です。そのため、増改築を行うたび異なるメーカーの空調機が設置され、5メーカーの空冷式チラー、マルチ空調機、ルームエアコンが混在していました。
詳細な現地調査を経た結果、統合型省エネプラットフォーム「SmartライトゥPlus」を導入し、空冷式冷チラーでベースロード運転を行い、エリア毎の使用状況に応じてマルチ空調機を適正運転する、ハイブリッド制御による運用としました。
これにより、導入前のエネルギーコストと比較して15%の削減効果を実現することができました。
また、今後の増設等にも臨機応変に対応できるように制御設計をしており、設備業者様や空調機メーカー様が変わっても省エネ運転が可能としております。
都内印刷会社様
工場を併設したオフィスビルの省エネ制御。空調設備更新に補助金活用
東京都で事業を営む印刷会社様です。製造業の建屋は工場にオフィスエリアを併設したタイプが一般的ですが、こちらの施設様はオフィスビル内に工場を併設した珍しいタイプです。印刷を行う製造現場の空調環境は印刷品質に影響するため、製造エリアとその他のエリアで制御系統を切り分け、製造現場の作業品質や生産性に支障をきたすことないよう配慮したシステム設計とし、当初の削減目標値を上回る29%の削減効果を得ることができました。
空調設備更新においては、省エネ補助金の活用を提案し、申請をサポートした結果、空調設備の投資額を大幅に抑えることができました。
現在、CSR活動の一環としてSmartライトゥによる省エネ活動を業界内外にPRをなされております。
エイエスエムトランスポート株式会社 様
冷凍冷蔵倉庫新棟と既存倉庫における同時省エネ対策
地方にある冷凍・冷蔵ロジスティクスセンター様です。大部分の倉庫が0~5℃または氷点下の室温を維持する必要があります。
4棟ある倉庫のうち老朽化の進んでいる2棟の改築を見据えて、ロジスティクスセンター全体の省エネ対策に取り組むべくSmartライトゥを導入いただきました。
倉庫内の室温が基準値以上でも基準値以下でも、倉庫内の商品の品質を損ねてしまうことから、温度条件については特に厳しく制御パラメータを調整(省エネより室温を優先)することで、商品への影響を及ぼずこと無く、エネルギーコストの削減に成功しました。
また、制御信号の送受信に用いる通信線の配線を無線通信方式にしたことで、配線工事費用をが大幅に抑えることができました。